東欧・ブルガリア・バルカン地方の文化と歴史に触れる馬の旅。
東欧・ブルガリアを訪れて。
9月からは狩猟が解禁になると言うことで、8月を選択した。
8月の平均気温は25℃と聞いていたが、近年の温暖化の影響か?35度近い猛暑だった。今回の外乗ツアーを行った、バルカン地方の山中は乾燥し木陰は涼しく、外乗にはもってこいの気候だった。
宿泊に使ったハンティングロッジに着くと、牧場のオーナー、スタンコ氏が我々を迎えてくれた。38歳と言う若い実業家6年前に馬と出会い、今では馬のいない生活は考えられないと外乗ツアーにはアングロアラブをそしてブルガリアの乗馬協会にも貢献したいとハンガリーから200年以上、血統を守り続けているギドゥラン馬種を輸入しアングロアラブ馬と掛け合わせたブルガリアンギドゥラン血統を独自に作り上げると意気込んでいた。FEI国際試合が開けるようにと新しい馬場も来月には完成させ、地元の若い選手の育成にも力を入れていくと言う。
1989年シェーンカンバックの舞台になったグランドティトン国立公園内でゴルバチョフとブッシュ大統領がサミットで共産主義に終止符を打った。その年、ここブルガリアにも自由(民主)主義が戻ってきた。昨年にEUにも加盟した。数年前まで、森の木々も無計画に伐採されていたと言う。多くの若者が仕事を求め、西欧へ流れているのも事実だが、19世紀にトルコ支配下にあったブルガリアの国民が死を賭けて自由を勝ち取ったと言う誇りを持つ国民。これからが楽しみな国だ。
ここの馬たちは若く力強い、バルカンの山中トレールは起伏も激しい、60cm前後の大木を軽々飛び越えていく力も持っている。ここでの外乗では乗り手も練習を重ね、自信を持って来てほしい。長い距離を求めるのであれば6日間で270kmのコースも取れるとの事。いつかそのコースもチャレンジしてみたいと思う。
外乗中の昼食まで専用のコックが付いて毎日、新鮮なサラダとヨーグルトの冷たいスープそして地元で作ったグラッパ(アルコール40度白ワイン)までサービスしてくれる。
忙しい日本の日常生活からエスケープして、緑の森に囲まれたブルガリアでエネルギーを充電してはいかがだろうか。



